民俗調ファッションブームに火をつけたのは，パリコレのサルエルパンツ。０８－０９年秋冬コレクションでさらに進化。日本でもレギンスに続くブームを予感させています。また，アラビアン衣装を小物で取り入れるならアフガンストールです。
１９７０年代に流行した民俗調ファッションが，数年前から新たに流行しています。
バラエティ豊かなチュニックやスモック，足元のバレエシューズやウエッジソール，編み上げサンダルはもう定番になりつつあります。
中でも，アラビアン衣装ブームに火をつけたのが１９７７年パリコレクション。
アラビアンナイトでお馴染みのサルエルパンツが注目を浴び，再び２００２年頃から流行し始めています。
ジョン・ガリアーノの２００８－０９年秋冬コレクションでのテーマは「東洋への旅」。
頭にはターバン風の帽子をかぶり，サルエルパンツがさらに進化して登場しました。
大胆な模様や，一見スカートのような独特のシルエットで女性らしさを強調したもの。
アラビアン衣装には欠かせないこのサルエルパンツが，日本でも注目。
レギンスに替わる大ブームを呼ぶのではと，勢いを秘めています。
アラビアン衣装のサルエルパンツは，もともとはイスラム教徒の民族衣装です。
スカートとパンツの中間のような物。
股下が分かれておらず，裾が輪になったゆったりとしたパンツです。
代表的なブランドに「ＦＲＡＰＢＯＩＳ（フラボア）」がありますが，他にもリーバイスレッド，ギャルソンなどいろいろなブランドがサルエルパンツを出しています。
可愛いベビー用も見逃せません。
価格は約２千円からあります。
普段の服にアラビアンテイストを入れるなら，もちろんアフガンストールです。
グレンチェックや千鳥格子が基本ですが，カラーバリエーションも豊富にありますので，色違いで持っていれば重宝すること間違いありません。
もちろん首にぐるぐる巻きにしてもいいし，肩に巻いたり，大判の物を腰に巻いたり，またアラビアのロレンス風に頭をすっぽり包んだりと色々楽しむことができます。