様々なサプリメントが販売されている現在専門のアドバイザーの必要性が言われ、その認定機構が設置されました。資格を取るためには、認定機構の講座を受講し、学科試験を受けなければなりません。まだ求人は少ないですが、将来性のある職業です。
さまざまなサプリメントが販売されていますが、それらが消費者に適正に使用されていない現状があります。
そこで、国民が適切かつ安全にサプリメントを摂取するために、正しい栄養学知識と最新のサプリメント情報を持っているアドバイザーが必要になり、資格を設けその資格を与える機構が誕生しました。
日本臨床栄養協会や日本ニュートリション協会が認定します。
2002年に厚生労働省から出された「保険機能食品等に係わるアドバイザリースタッフの養成」についてのガイドラインにより、求められる知識があります。
また、日本サプリメントアドバイザー認定機構学校登録申請校というものに在籍して、40単位以上の研修単位を取得するための講座に出席しなければなりません。
必須6科目は栄養学(特に臨床栄養学)、公衆衛生学(食品衛生学、疫学)国内外の関連法規、臨床薬理学、食品学、食品機能学(食品成分の機能と科学的根拠)、サプリメントの素材とその最新情報です。
その他、選択科目として、指定国家資格、指定国家資格に準ずるものの無い者または、学校登録申請校の在籍学生は基礎の生化学、基礎の生理学、臨床カウンセリングの中から2科目選択し、受験しなければいけません。
まだまだ認知度の低い資格ですので、「サプリメントアドバイザー募集!」そのものズバリの募集は少く、薬剤師・管理栄養士に付随した求人が目立ちます。
しかし、薬剤師不足気味の現状と、「健康」に注目が集まっている昨今、今後のニーズ増が期待できます。